2022年11月19日土曜日

紅葉の名所 京都高雄




京都♪ 栂ノ尾 高山寺♪ 恋に疲れた女がひとり ♪とデュークエイセスが歌う 「女ひとり」 歌詞の一番は京都 大原 三千院♪ タモリによれば「今日と明日で三千円」との替え歌となる 1965年=昭和40年に出た歌というから大学1年生になった時に発売された 懐かしい歌である この栂ノ尾 槇ノ尾 高雄が「三尾」と呼ばれる 高尾ではなく高雄だけど いいのかな

学生時代にクラブの新入生歓迎ハイキングがあった 「三尾」を流れる清滝川で飯ごう炊飯をしたのを覚えている 高山寺や神護寺にも行った 季節は初夏のころ 紅葉の季節は賑わうが初夏は涼しさを求めて歩く 貴船神社のある貴船川とよく間違うが清滝川はハイキングに適しているところだ たぶん神護寺の入り口あたりで下に降りられる

この日は阪急大宮で降りてJRバスの周山駅行きに乗車して栂ノ尾で下車 バスはここまで230円 茶屋で蕎麦を食べて栂尾山高山寺に向う もともと神護寺の別院だった高山寺 今は鳥獣戯画で有名なお寺 境内はやたらに広い 古い古い金堂の前の階段を降りると直ぐに槇尾山西明寺 紅葉の寺としてテレビで良く紹介されるところだ 本堂は桂昌院が寄進したという 確かに見事な紅葉 東山の永観堂には紅葉の数では負けるが色がいい 平日にも関わらず大勢の人が訪れていた

西明寺から高雄山神護寺は険しい階段 300段とか 手すりが嬉しい マスクも苦しい やっとのことで仁王門へ 広い境内 建立は和気清麻呂 平城京から平安京にかけて桓武天皇を支えた清麻呂 道鏡に暗殺されそうになったが生き延びた ドラマにしても良いくらいの歴史上の人物 岡山県の和気の出身 733年生まれ                       その後 空海がここで14年間滞在したことでも知られる 空海はここで修行してから東寺や高野山を建立 まあよくこんな山奥に建てたと感心する もっとも街中では修行には適さないとは思うが 行きは良いよい帰りは怖いと思いながら慎重に階段を下りる たぶんもうここには来ないと思う 体力の衰えを感じながら高雄山を見上げた 京の1200年の歴史を感じる一日だった

 

0 件のコメント:

コメントを投稿