昨夜は十五夜だった ふるさとの栗林公園の掬月亭では中秋の名月に観月の会が開かれた 県のご案内は「まるで鏡のような湖面に映り浮かぶ月 唐の詩人が詠んだ詩の一節「水を掬(きく)すれば月手に在り」から名づけられたとされる栗林公園掬月亭で中秋の名月を愛でながら食事や音楽を楽しむ 40人限定の夜間特別企画」とあった 会費は1万円 あの「二蝶」のお弁当が出る 和船の乗船もある 今年で9回目とか 県も随分頭が柔らかくなったものだ
私が学生時代の夏休みに栗林公園で切符切りのアルバイトをした頃はそんなことを考える人は誰も県庁にはいなかった 公園は金子知事が愛して自分の庭のように大事に大事にしていたから 掬月亭でそんなことは出来なかったのだろう 内部はただ公開していただけ 時代は変わった
さて十五夜 京都大覚寺の大沢池 奈良の猿沢の池 大津の石山寺のような日本三大名月鑑賞地では多くの人が名月を鑑賞しただろう 私は大阪で東に出ていた名月を道路から鑑賞した 月はやさしく明るかった 「月がとっても青いから」という歌があるが青くはなかった あれは回りが明るく青いという意味らしい
11月1日には十三夜がある これも見ないと「片見月」とか「片月見」とか言って縁起が悪いそうだ
今 読書界では「応仁の乱」がブームだそうだ 京都の人に言わせると この前の戦争というと「応仁の乱」どすか というくらい有名な「乱」 11年も続いた乱 今は政治の世界でも「乱」が起きている 第一幕かどうか 国民の目を無視しての政治の「乱」は本当に迷惑な話だ まあ風流ばかり言っても困るのも分かる
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