2020年12月10日木曜日

京都の紅葉を巡る



京都の紅葉といえば 東福寺 永観堂 真如堂 黒谷光明寺 北野天満宮 嵐山 清滝 神護寺 鳥居本といったところだろうか 見頃は11月下旬から12月初め 今年は永観堂付近と北野天満宮を散策した
ふたつとも学生時代に下宿していた付近 1回生の時は吉田神社の近くに住んでいた 知らなかったが下宿の山坂を上がると吉田山から真如堂から黒谷光明寺に出る 通学は山を下がるので全然知らなかった 吉田山には旧制第三高校の「紅燃ゆる」碑がある 紅燃ゆる「丘の上」かと思っていたが紅燃ゆる「丘の花」が正解のようである 吉田神社は節分祭で有名な神社である 紅葉の名所ではないのが残念 紅葉では真如堂 黒谷には及ばない 圧巻は永観堂 色がなんともいえなく鮮やかである

北野天満宮は2回生の時の下宿の近く ここは御土居という名所の紅葉が有名 見事である 学生時代はそんなに有名ではなかった それもそのはず昭和40年に御土居が史蹟として登録されその後整備されたようである 御土居は秀吉が洛中と洛外を分けた擁壁 1591年に築きなんと全長23キロにわたっている 今は一部しか残っていない

京の地に新しい都が出来たのは1226年前の794年 平安京である その前の長岡京が怨霊のたたりで散々な悲劇が続出 それではいけないということで平和で安らかな都ということで平安と名付けた その頃 平和という言葉があったのかどうか?知らいないが 長岡京の前は奈良(平城京、藤原京)である 桓武天皇による造都は数多くの悲劇のドラマの末に生まれたといえる 大袈裟ではあるが京都は日本歴史そのものといえる

今回回った懐かしの下宿も健在だった 現在住んでいる方とは面識もないが学生時代 ここで住んでいたのかと思うと感慨深いものがある なにしろ4回も変わったので想い出は沢山ある 次回は3回生 4回生の時の下宿を回りたい






 

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