2020年12月28日月曜日

道頓堀と「おちょやん」

 


12月からNHK大阪放送局制作の朝ドラが始まった その前の「エール」も観ていた こちらは古関裕而さん物語 今回の「おちょやん」は浪花千栄子物語である 在宅勤務が増えて楽しみはこのドラマ 滅多に観なかったが今回は特別

舞台は大阪道頓堀 大正時代はここにたくさんの演芸場があったという 渋谷天外 藤山寛美 曾我廼家明蝶 五郎八 そして浪花千栄子 たぶん私たちの時代までであろう 私より若い人は馴染みが薄いと思う また興味のない人には浪花千栄子といっても知らないというだろう 今回のドラマで「大阪のお母さん」と呼ばれた浪花千栄子がどう描かれるのか楽しみである

さてドラマである 「笑って 泣けて 人情溢れる 波乱万丈の物語」まさにドラマドラマしている 12月は明治の末に南河内の貧しい家に生まれた千代の奮闘ぶりが涙を呼ぶ そして道頓堀の芝居茶屋に女中奉公 渋谷天外との出会い 父と娘の愛情 そして借金取りから逃れる場面で12月はお開き 1月からは京都で花が開くのか 楽しみである 

ドラマや映画を観ていると不思議な人物や物や話が出てくる時がある 例えば「おちょやん」に「お乞さん」(乞食のこと)が出てくる 千代の施しに感謝する場面がある その後舟に乗せて京都に向かう場面がある その時の船頭があの「お乞さん」だった なるほどそういう仕掛けだったのか 映画を観ても同じだ 主人公が昔話をする場面がある その昔話が最後に出てくる 何気ない話や人物がドラマや映画を観ている人に「なるほど」といった気持ちを与えるのが面白いと思う

その道頓堀の戎橋 12月26日のお昼は人影がまばら 大阪は知事の外出自粛要請が効いたのかどうか しかし夜が問題である この時期 忘年会をする人はいないだろうと思うがそうでもない 大体8割の方は良いが2割の人は我関せずである 大阪の感染者急増はPCR検査が機能不全に陥っているからである なにしろ保健所の人材が不足し検査難民が出ているし濃厚接触者も接触者も追跡が曖昧になっている 消毒も出来ていない状態だ この「不都合な真実」を明らかにしない今の大阪府政・市政は残念であるが信頼できない

2020年12月10日木曜日

京都の紅葉を巡る



京都の紅葉といえば 東福寺 永観堂 真如堂 黒谷光明寺 北野天満宮 嵐山 清滝 神護寺 鳥居本といったところだろうか 見頃は11月下旬から12月初め 今年は永観堂付近と北野天満宮を散策した
ふたつとも学生時代に下宿していた付近 1回生の時は吉田神社の近くに住んでいた 知らなかったが下宿の山坂を上がると吉田山から真如堂から黒谷光明寺に出る 通学は山を下がるので全然知らなかった 吉田山には旧制第三高校の「紅燃ゆる」碑がある 紅燃ゆる「丘の上」かと思っていたが紅燃ゆる「丘の花」が正解のようである 吉田神社は節分祭で有名な神社である 紅葉の名所ではないのが残念 紅葉では真如堂 黒谷には及ばない 圧巻は永観堂 色がなんともいえなく鮮やかである

北野天満宮は2回生の時の下宿の近く ここは御土居という名所の紅葉が有名 見事である 学生時代はそんなに有名ではなかった それもそのはず昭和40年に御土居が史蹟として登録されその後整備されたようである 御土居は秀吉が洛中と洛外を分けた擁壁 1591年に築きなんと全長23キロにわたっている 今は一部しか残っていない

京の地に新しい都が出来たのは1226年前の794年 平安京である その前の長岡京が怨霊のたたりで散々な悲劇が続出 それではいけないということで平和で安らかな都ということで平安と名付けた その頃 平和という言葉があったのかどうか?知らいないが 長岡京の前は奈良(平城京、藤原京)である 桓武天皇による造都は数多くの悲劇のドラマの末に生まれたといえる 大袈裟ではあるが京都は日本歴史そのものといえる

今回回った懐かしの下宿も健在だった 現在住んでいる方とは面識もないが学生時代 ここで住んでいたのかと思うと感慨深いものがある なにしろ4回も変わったので想い出は沢山ある 次回は3回生 4回生の時の下宿を回りたい






 

2020年11月25日水曜日

桜紫会会報(第65号)届く

桜紫会から会報が届いた 表紙は新校舎の工事が飾る 来年令和3年に新校舎が完成 5年には体育館が完成するという その後運動場が整備される 楽しみである 何月頃に竣工するのかは不明だがコロナの収束する頃には大丈夫だろうか なお新同窓会館の寄付金を募っているが既に1万円は寄付しているので名前が刻まれると思う 今いくら集まっているのか記載がないのが不思議である

昨年開かれた田村義彰元教頭先生のトークイベントが今回も掲載されていた 細かい字のため拡大鏡で読んでみた 田村先生は昭和52年に赴任されたようなので私たち昭和40年卒とは全く縁がない 体育科の教員だった 卒業生にはかなり慕われていたような感じでわりと面白かった

さて新校舎である 高松市立なので事業主体は高松市 その基本構想(平成26年6月作成)をみると総工費80億のビッグプロジェクトだけに慎重に取り組まれている様子が分かる 構想の中にこう書かれている「こうした長い歴史と伝統を受け継ぎながら  今日 までに 4万人を超える 卒 業生を送り出し  平成 30年に 創立90周年を 迎 え ようとしている  今日では国公立大学の合格者が県内でも1・2位を競う進学校であることから 中学生間の人気も高く 学校説明会(オープンスクール)の参加者は 毎年 入学定員の3倍を超える状況である」

新しい校舎が出来ると人気も高まると思う 教員も生徒もよほど頑張らないと新校舎に申し訳ない 開学したのは1928(昭和3)年 8年後の2028年には100周年を迎える母校 どんな学校になるのか楽しみである 


 

2020年11月22日日曜日

斑鳩の里を歩く


千早振る神代もきかず龍田川 からくれなゐに水くくるとは で有名な奈良の竜田川 秋のある日 訪ねてみた まずはJR三郷駅で下車して龍田大社へお参り ここは風の神で知られる全国でも有名な神社 コロナの収束を祈願する そして駅に戻って王寺駅に ここからバスで竜田大橋で降りる 竜田川は千早振るの里 初めての訪問 前から行きたかったところである 百人一首にも出てくる色男の在原業平がかって恋愛関係にあった二条妃(高子)に対する恋愛の歌である 落語にもこの千早振るは出てくるし映画でもヒット

落語では「百人一首かるた」に出てくるこの句の意味を聴かれたご隠居さん 珍説を語る 龍田川は相撲取りである 千早は吉原の太夫 遊びに行き千早太夫に振られた龍田川 千早の妹分の神代にも頼んだが聞き入れられず 傷心の龍田川は実家の豆腐屋に戻った おからを作っているとみすぼらしい女が店先に立っていた なんとその女の人が千早 龍田川はそれに気づいておからをあげなかった おからをもらえなかった千早は嘆いて井戸に入って投水した という話 オチは最後の「とわ」というのはなんだと聞かれてご隠居さん「とは」は千早の本名である で終わる

この日の竜田川はまだ紅(くれない)には早すぎた 多分11月末には真っ赤に染めるだろう なお「竜田揚げ」の名の由来は揚げた肉の赤色と衣の部分的な白色が竜田川の紅葉と光る水面に似ているところからきている

ここから法隆寺は歩いて30分と近い せっかく来たのだから足を延ばした 修学旅行の生徒もちらほら 拝観料は1500円 世界最古の木造建築・法隆寺 聖徳太子 没後1400年 日本初の世界遺産 国宝・釈迦三尊像 金堂 五重塔 夢殿 以前ブラタモリで紹介されたもうひとつの法隆寺の位置も確認した(非公開)この斑鳩の里には「藤ノ木古墳」もある なお法隆寺は別名斑鳩寺という イカルガという鳥が当地に居たので斑鳩と名付けられた





   

 

2020年10月31日土曜日

GoToトラベルとは?

 新型コロナの感染で観光業界いや産業界は大きな影響を受けている 会社経営 個人経営とも倒産の危機にさらされている 日本だけではない 世界中経済危機となっている 全日空やJR各社も大企業も何千億の赤字を発表している いつまで続くのだろうか 毎日発表されている感染者も天気予報のような感じで放送されている

「ウイズコロナ」今年の流行語大賞に選ばれそうな言葉である 新型コロナウイルスとの共存・共生を指す価値観・世界観だそうである 小池都知事が言い出した この人はなかなかネーミングが上手いと感心している場合ではないが私はその通りだと思う コロナウイルスを「敵」と思い 戦うとか打ち克つというのは適当ではないと考えている 共存・共栄でやっていくのが正しいと思う

先日ホテルに宿泊した時にGoToトラベルを利用した ネットの予約が必要だが35%もの割引があった さらに地域共通クーポンがもらえた 宿泊費が約3万円であったのでその15%がクーポンで頂けた 1000円券で4枚 ただこれは使えるお店が限られているし期間もある なんだか直ぐに偽造できそうである 早速セブンイレブンで買い物をした 

しかし世間ではいろんなクーポンや割引を悪用する輩もいるらしい こういう輩は追跡して欲しい また持続加給金というのも不正に受給したとかで大学生が多数逮捕されている こういうコロナがなければ普通に生活していたのに気の毒である 騙されたのに違いない 世の中にはいろんな「落とし穴」が待っている 

まもなく11月 インフルエンザも怖い 先日病院でワクチンの注射を受けに行ったのだが厚労省からワクチンが届いていないと言われた 昨年までは3500円くらい支払って別の病院でした 今年は65歳以上無料の制度を使ってお願いしたのだが来月にならないと分からないという もう少し様子をみてみたい 

2020年9月28日月曜日

関東桜紫会会報(第20号)届く

今年10月24日に開催予定の関東桜紫会は延期となった 吉祥寺だっただけに行きたかったのだが この時期では延期も当然である どこもかしこも 中止 延期 これでは元気も出ない 仕方ないが何とかならないものか
それにしても9月の4連休は繁華街も観光地もものすごい人出だった 私もちょっとのつもりでデパートに出掛けたが正月のバーゲンセールのような人出を見て直ぐに帰った マスクをしているものの大きな声で話したり笑っている マスクをしていない人もいるが忘れたのだろうか?それとも何らかの事情がある人なのか?怖い怖い
世の中 活性化を忘れて半年になる 若者も委縮してしまっている 家の中に閉じ持っている ひきこもり 老年の孤独はある程度仕方がないが 若者の孤独は困る
コロナ禍の中での運動会 孫の通う学校では1年2年 3年4年 5年6年と時間を分けて行った 保護者の入場も同居家族に限りOK 決められた時間に入場しマスクも消毒もして参加 声援はなし 立見席だった 種目も大幅に減らして「走り」と「踊り」
終わった生徒は2階3階の廊下で見ていた 午前中ですべての運動会は終了 色々知恵を絞った形跡がみられた 中止は簡単だけど開催してクラスターが起きたら怖い 難しいところだ 大学も後期から対面授業がスタートした 入学式もなかった 新入生が退学するというニュースもある 9月入学の話もあった しかしその場限り 欧州ではまた再燃している 日本も菅政権に変わったが相変らず国会は閉会中 選挙も近いという 時が全てを解決するというのは私の座右の銘であるが はやくそうなって欲しい



2020年8月13日木曜日

関西桜紫会会報(第20号)届く

 
会報が届いた 恒例の9月の関西桜紫会は中止とのこと 当然である 開催しても誰も行かないだろう 全国各地大勢が集まって会合を開いているのは国会議員くらいだろう その国会は休会となっている なんでだろう
会報をよく読むと同期の史郎君が珍しく出席していた 志郎となっていたが史郎が正しいと思う 剣道部の顧問の国金先生(五段)が来賓で来ていたので出席したようである 写真をみるとやはり面影がある 懐かしい顔つきだ 彼は剣道部の副部長だった 今は何をしているのだろうか 一度会ってみたいと思う 来年は来るだろうか         
このコロナの状況では11月の関東の桜紫会も開催は無理だろう 出来れば参加したいと思っていたので残念

さて 近所の公園ではラジオ体操 今年はこどもたちの参加もない 8月7日まで小学校はやっていたのと コロナの感染予防のために参加は取りやめたのだろう その代わり高齢者がマスクを着用して間隔を開けてソーシャルディスタンス 6時30分からラジオ体操の歌を歌って第1・第2で体を動かしている 100人くらいはいるだろうか この体操はNPO法人全国ラジオ体操連盟に加盟している団体(全国各地にある)が365日主催している そういう法人があるのは知らなかった 多分ここで全国巡回の体操もやったことがあるのではないか 
毎日体を動かすことは良いことである しかし体がだんだん硬くなっていることが怖い スクワットも準備体操のひとつとして行っているがなかなかしんどい

岩波新書から「コロナ後の世界を生きる 私たちの提言」が発刊されている なかなか読み応えがある 同感できることばかり 何回も読んで線をひっぱっている 久しぶりに集中できる本である



2020年7月24日金曜日

「Go To キャンペーン」で思う

政府が進める「Go To キャンペーン」が始まった 賛否両論ある 反対の方が多いようだキャンペーンには4つの種類がある トラベル・イート・イベント・商店街 最初にトラベルが21日からスタート 期限は決められてない 予算を使い切ったら終わりというところか 故郷高松はどうか うどんで賑わっているか 香川も感染者が増えて来ている
5月31日に申請した10万円は7月14日にようやく入金した 政府はこの10万円を国民に使わそうとしているのか ご商売をしている人は本当に大変 来てくれない 売れないのだ いつ倒産するのか分からない 貯金も底をついている 自転車操業をしている人が殆どだ 勤め人も将来が保証されていない 10万円はキャンペーンに使う余裕はないと思う だけど商売人のためを救うためにはどうしても手を打たねばならない 

今回のコロナは連日 感染者が増加している 100人 200人 300人 検査をすればするほど増える 陽性者 感染者 良く分からない しかも症状がないという 若い人が多くなっている 夜の街からクラスターが発生 あれだけ「3密」を控えようというのに忘れてしまったのか
マスクを着けてない人もある一定数いる 昔はマスクを着けている人をみると「怪しい人」と思っていた 今は着けてない人が「怪しい人」のように思う 状況が変われば世の中の見方が逆転する 「引きこもり」もそうかもしれない
今迄自由に会いたい時に会えていたのが難しくなった 友人とはグループラインで情報交換する機会が増えた 同時に話が出来る こんなツールも今ならではである チャットということも便利だ オンラインとかリモートとかウエィブとかもフル活動してやりくりしている いつ収束するか分からない世の中でのステイホーム 本を読む これも今ならではの楽しみ 時は流れ 時間が全てを解決するのか 誰もが不安な時代を生きている 大阪では7月4日には油蝉が鳴き出した コロナのことは知らんふりして普段の夏がやってきた 蝉はいいなあ 


2020年6月13日土曜日

新しい生活様式?

地下鉄はガラガラ 17時過ぎの平日 帰宅時間である いつもは座れることはないのだが今は座れる しかも席をかなり離す マスクは100名中98名がしている 時々若い男女がしていない 持ってないのか尋ねたくなる 他人に迷惑を掛けると思っていないのか 東京でも「夜の街」で集団感染が起きている 同じような人間が一定数存在するのだろう ウイズコロナ アフターコロナ ポストコロナという言葉を最近よく聞くようになった パンデミックが起こるかもしれない まだまだワクチンや治療薬が出来るまで安心できない
先日 知り合いの方から「YouTube」で上野鈴本演芸場で昼席と夜席の落語のライブをやっていると教えて頂いた 「YouTube」 はGoogle が提供する世界最大の動画共有サービス Youは「あなた」Tubeは「ブラウン管」という意味である 早速アクセスしてみた 無観客であったが生中継 17時30分から終わったのは21時前 11名の芸人が登場 色物あり落語あり 興奮した しかし大笑いすることはなかった ここでは古今亭園菊師匠の弟子の古今亭菊之丞師匠が中心となり大活躍している ただでも視聴できる なんとカードで木戸銭を支払うシステムもある 面倒なようなので今回はパスした 1万人以上が視聴していた アーカイブもある 色々考えるものだ
今 新しい生活様式 スタイルが言われている 例えば外食から出前へ ショッピングはインターネットで 支払はキャッシュレスで行う 確かに便利だ 
日本に限らず 観光産業はどこの国も大きな産業である 移動 宿泊 買い物が激減し多くの産業が危機に瀕している 以前のように人出が戻ることは当分期待できない そうなるとこの新しいスタイルが脚光が生まれる 失敗を繰り返し進化が生まれ新しい産業が出来るかもしれない まさにピンチはチャンス マスクも使い捨てから手造り製が拡がっている 

2020年5月18日月曜日

「アベのマスク」が届いた


5月15日 我が家の郵便受けに「アベのマスク」が入っていた 今頃?サイズは小さいのではないか?現在私が使っている布マスクに比べても歴然だ 
マスクを配布するというニュースを聞いたのが4月7日頃だったと思う それから製造して約1か月 しかしまだほとんどの家が届いていない状況だ
そういえば小学生の頃に見たことがあるようなクラシックのマスク ガーゼの分厚さが昔を思い出す 懐かしい
このマスクを安倍首相ひとりが着けている 意地でも着けないといけないのだろう 他の閣僚は誰も着けていない どうしてなのか?
それにしても400億円をかけてマスクを配るとは そんなお金があれば国立のコロナ専門病院を造って欲しいというのが私の意見だ 感染症専門の病院が足りないのだ 誰がこんなアイディアを考え出したのだろうか?現政府のやることなすこと全部狂っている

2020年4月18日土曜日

戦後最大の危機


4月7日に「緊急事態宣言」が発出された さすがどこのチャンネル回しても首相の記者会見を中継していた だらだらした長い会見 つまらない質問 緊張感の薄い会見だった これでは言葉だけの宣言 東京はじめ大阪も兵庫も指定された これは大変なことになった 大阪のライブハウスでクラスター(集団)が起きた 夜の社交場がリスクが高いというのは分かっていたのに
ユニクロの柳井社長の言を借りれば「戦後最大の危機」になる 感染が止まらない 飛沫感染が怖い 人と人の接触がいけない 3つの条件(密閉・密集・密接)に要注意 これが揃うとクラスター(集団)発生になる だから外出自粛ということになる 家に居ることが一番 人混みの多い場所を避けないといけない 手洗い・咳エチケット(マスク着用)である マスクもいつになったら店頭に並ぶのだろうか?政府は嘘ばっかり 信用できない
また医療崩壊も問題だ マスクを配るよりはすることがあるはずだ マスクは家でも作れるが病院は自分では作れない 仮設でもいいから国有地に病院を造ることが先決だ 
そして15日には日本全体に「緊急事態宣言」が出された たいへんなことになった 私自身は9日から自宅待機をしている 近所を散歩するくらいで何処にも行っていない
先日 某新聞に次のようなことを投稿した 『今起きていることは自然界に生息する生き物のひとつにすぎない人間が「自然界を征服した 全てが人間の意になままになる」と考えていることに対する新しいウイルスの反撃であるとしか思えない 人間の本来の姿である「身の回りの自然に感謝し自然と共生する」ことを強烈に教えてくれている』
世の中は「自分だけが幸せであればいい」という風潮がある 自分の周りのことを考えない 人間の本性なのか?特にアメリカのトランプ氏はその傾向が露骨だ
讃岐の菩提寺から毎月の「たより」が届いた その中で同じような趣旨のことが書かれていた
「私たちは否応なしに社会と繋がりながら生きています その繋がりを窓から外を眺めるように見るのではなく 共に生きている社会の一員として自分の立ち位置を考えたときに「自分だけが幸せで良いですか?」という問いが私たちに突き刺さってきます」と 世界全体が幸せにならないうちは個人の幸せはありえない
 




2020年3月20日金曜日

新型コロナウイルスの脅威


大相撲春場所は大阪で開催しているが無観客では全然盛り上がらない 行司の声で気がついたのは「勝負あり」の言葉 「ハッケヨイノコッタ」だけかと思ったら勝ち負けが決まった瞬間「勝負あり」と言っている これは新発見
学校が休校になり3週間となり近所の公園は子どもたちで賑わっている 友だちと遊んでいる 保護者の顔も見える こんな光景は見たことがない
専門家から新型コロナウイルスの話を聞いた 正しい手洗いの励行 うがいも必要 水やお茶を飲んだりすることもウイルスを洗い流す効果があるという 特に喉周辺に付着するのを水で流すという 喉の痛みが初期症状 またマスクの正しい着用は飛沫防止に有効 周りへの配慮 エチケット マナーである
専門家によると日本ではウイルスの分野はマイナーだそうだ アメリカ・中国などは感染症に対しての研究や対策に一貫した体制を取っている しかし日本は後れを取っている 現に新型コロナウイルスが分かってからは最初は厚労省の対応は専門家の意見を聞かず自分たちだけで行っていた そこが初動のミス 指定感染症にすることは1月28日に決まったがそれからの対応が後手後手に回った
2009年には新型インフルエンザがパンデミックになったが日本はそれほど大きな被害がなかった それがウイルスに対する対応が遅れた要因のひとつとか
人間が自然を破壊し地球温暖化 南北問題(先進国と発展途上国の経済格差等)などを引き起こしている 自然との共生が問われている 私の座右の銘は「自然に帰れ」である これはジャン・ジャック・ルソーの言葉である

昼間の地下鉄もガラガラ

2020年2月16日日曜日

梅は咲いたか 桜は


2月になった 暖かい日が続く 立春を過ぎて7日の金曜日は雪が降り積もった 大阪ではなく鳥取の話 約10センチ 来週も18日あたりに寒波が来るという 最後の寒波かもしれない
近所の公園は梅が満開だった 桜も膨らんできた ひょっとすると2月中にソメイヨシノが咲くかもしれない 同級生の孝子さんが菅原道真ゆかりの滝宮天満宮の梅の写真を送ってくれた 感謝
さて 世の中は「新型コロナウィルス感染症」のニュースが連日報道されている 中国武漢発ということらしい 昨年12月末に発生したというから初期対応が問われる インフルエンザと違うウイルス もともとコロナウィルスというのはあったが新型だから治療薬がない 分かっているにはアルコール消毒が効果があるとのこと マスクも効果があるとかないとか しかしデパートはお客が8割がたマスクをしている 店員は全員している 効果があるかないか知らないけどマスクは欠かせない そのマスクが店頭にはない これからはマスクは必需品となる 
結果論だが最初は誰も「たいしたことがない」と思っている 今回も横浜港のクルーズ船の対応でも事が大きくなって慌てる 
インバウンド政策の光と影 大阪市内でも難波や梅田などで中国人観光客は一時と比べ少なくなったものの未だに大勢たむろしている 先週もとんかつやさんで順番待ちをしている4人組に出会った 濃厚接触は危ない危ない 相手はマスクもしていない 空気感染が怖い 
既に6万人が感染したとか 1500人が死亡 毎日増加している まずは自己防衛しかない 今年は梅はー咲いたかーという気分になれない

2020年1月12日日曜日

大阪2020 新年会開催


今年は照治さんが幹事 まず初めに「平成2年の新年会を始めます」と宣言 直ぐに令和2年と訂正して大笑い 今年は11名が参加 四国高松からは2名 恵津子さんと英和さん 英和さんは初参加 常連の恵さんは所用で欠席
最初に幹事から33名に葉書を出しましたとのこと 不参加者の近況も報告 1名からは音沙汰なし その他は返事あり
久しぶりに惟彦さんも参加 2年間は会社時代の新年会に参加していたという 何はともあれこの会に参加してくれたので全員ほっとする
話題は一番が病気のこと 体調不良が続々と 俺も俺も 惟彦さんは現状維持で元気な様子だった 次は趣味の話 最近詩吟を習っている正輝さん 今日は披露出来なかったが次回に期待 ゴルフの上達も開眼したはずがイマイチと勇さん 後はいろいろと孫を中心に家族の話となる
おめでたい話もあった 弘幸さんが昨年褒章を授章したとか 音楽家の修さんは77歳の記念コンサートを計画中とか
勇さんからは中学時代の野球部の想い出話を初めて聞いた 白鳥(しろとり)も少子化で大変とか 隆教さんの塩江は更に少子化とか 恵津子さんはシイタケ栽培を連れ合いと始めたとか 庵治に住んでいるので「味が良い」とか
英和さんは高松での食事会とか 哲さんや晃さんの話 今度は28日にあるらしい 和生さんは財産運用の話 なるほどと思えた 300万儲ける人は300万が限度 それ以上は出来ない 身の丈以上の運用はしてはいけないという話だった
次回は久しぶりに私が幹事 来年1月9日(土)を予約 3年4組に限っていないが敷居が高いとの声もある 次回はもっと拡大してみたい 目標は20名

帰りに「えべっさん」に寄った 十日えびすの最後の日 「残り福」 商売繁盛で笹持って来いの掛け声が飛び交う今宮戎に向かう 凄い人出だ 関西人はこれが正月 西宮では福男を競う お賽銭をして 二礼二拍一礼 裏に回って銅鑼を叩く「えべさん頼んまっせ」 えべっさんは耳が遠いのでそうしないと聞こえないらしい 福娘も笑顔で迎える 春は近い