3月12日のブラタモリは小豆島だった タモリも浅野アナも初めての小豆島 オリーブ しょうゆ そうめん ごま油 と小豆島がどういう関係かを探る内容だった それが地質と関係しているとは 地質に詳しいタモリも素晴らしい・珍しい島と大満足だった
案内人は香川大学の長谷川修一先生 前回の高松に続いての登場だった 四国電力の友人の話だと電力におられたとのこと 香川大学のHPによると松江市出身 東京大学大学院理学修了とのこと 私より9歳年下 たぶん香川大学が工学部を作ったときに電力から大学の助教授に転じたのだろう ソフトな語り口は印象が良かった 地質の専門家である
それにしても火山により島が出来たり山が出来たり自然の歴史は奥が深い 小豆島も火山により出来た島であり山である 安山岩 角礫岩 花崗岩 何層にも重なっている 棚田も地滑りで出来ている自然現象である タモリは実に詳しい 私たちも少し勉強したらある程度は分かるかもしれないが タモリは本当に詳しい
寒霞渓から見る景色は壮大だ 紅葉を見るだけでなく山の成り立ちを聞くと興味深い 中山千枚田も見事 ここでお米と小麦の二毛作 小麦は素麵の材料となる 手延べそうめん「島の光」は偽ブランド品が出るくらい有名である そしてこの素麺にごま油を入れている だからゴマ油の最大の生産地となっているという 他の三輪や播州の素麺は綿実油を使って麺を伸ばしているようだ 小豆島の素麺はそこが一味違う 島原の素麺がルーツと聞いたことがある
大坂城(当時は大阪ではなく大坂)の石垣も小豆島から運んだ ひとつの藩からだけと思っていたが7つの藩が各地区で分担していた 番組では出なかったが当時和歌山の湯浅の醤油を島にから持ち込んできたという ちょうど海に面して塩が作れるのも地質のおかげだ 塩田は小豆島にもあったのだ 知らなかった
オリーブは150年前にギリシャから持ち込まれたもの これも小豆島を象徴するもの 以前食べたことがあるがもうひとつだったのであまり好きではない
小豆島といえば2010年12月に逝去した川口俊文さんを思い出す 彼は1年年上だつたが同級生 理系の11組だった 陸上競技棒高跳び ハンドボールの主将でインターハイも2回出場 大学は日大生産工学部 私より1年遅れて同じ会社に入社 その後 一級建築士として独立 小豆島で設計事務所を開いた 64歳で天国に逝ってしまった
彼の友人で同じ小豆島の勇さんがいる 何組だったかは覚えていない 彼は土庄町大部で代々続いた醬油屋さんを営んでいる 番組でも商品が並んでいた 主に家島方面に出荷しているので姫路方面で販売されている
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