2021年1月10日日曜日

2021(令和3)年 初詣



 あけましておめでとうございます 本来ならば昨日9日が3年4組恒例の新年会だった 今年はコロナ禍のもと残念ながら中止にした 私が幹事の当番だったのだが・・・
さて今年は穏やかな三が日 3つの神社にお参りした 密だったり閑散としていたり様々 住吉大社の太鼓橋は今年で最後にしたい ここで滑って大怪我をした人を知っているからだ 現に今日もどこかのお婆さんが手すりにつかまって降りられない状態だった 危ない危ない なにしろ半円形のところだから 鳥居をくぐるといつもと同じ人出 おみくじも長蛇の列 おみくじは他の神社で買った 「吉」だった お賽銭お札など使ったお金は2000円 さて今年はどんな年になるのだろうか 新聞社が行った企業経営者に対する「日本経済のキーワード」アンケートをみると8割が「コロナ禍」の克服と述べている 他に「デジタル化」「東京五輪」となっている 

年末の衝撃的な東京の感染者1000人越え そして年明けの2000人越え 感染者がどんどん拡大していっている いまや発熱してもPCR検査体制が間に合わない状態 「発熱のまま」だからどんどん家庭感染 市中感染が起きているのだ 先日私自身が発熱した場合のことを考え調べた 公開している病院を探してみた 自分の住んでいる区で発熱外来を診る民間病院は1件もなかったのには驚いた 公開することをためらっていると思う 何故なら大勢来ると困るからであろう ではどうすればいいのか 2つある かかりつけ医と保健所 泌尿器科のかかりつけの先生にお聞きしたらうちでは出来ないが出来る病院を紹介してくれた 保健所に連絡してはどうかということも聞いた 保健所で検査をやってくれるわけではない 紹介するだけだろう それなら同じで紹介してくれた病院に直接電話をすることにした 医療崩壊という言葉を最近おおく聴くようになった 本当の意味は分からない 言葉だけが独り歩きしているような気がする やはり国立か公立できちんとした感染症専門病院が必要と思う 今後そういう時代になるのではないか 感染症は今迄は脇役だったがこれからは主役になるだろう

全ては「コロナ」に尽きると思う はやくワクチンを打ちたい 治療薬が出て来て欲しいというのは本音である 副反応とか副作用は心配だがそれはきちんと検証して頂いて手を打たないと東京五輪どころではない 

近所の氏神様はこんなに少なかった 巫女さんが手持無沙汰であった 3日のことである


2020年12月28日月曜日

道頓堀と「おちょやん」

 


12月からNHK大阪放送局制作の朝ドラが始まった その前の「エール」も観ていた こちらは古関裕而さん物語 今回の「おちょやん」は浪花千栄子物語である 在宅勤務が増えて楽しみはこのドラマ 滅多に観なかったが今回は特別

舞台は大阪道頓堀 大正時代はここにたくさんの演芸場があったという 渋谷天外 藤山寛美 曾我廼家明蝶 五郎八 そして浪花千栄子 たぶん私たちの時代までであろう 私より若い人は馴染みが薄いと思う また興味のない人には浪花千栄子といっても知らないというだろう 今回のドラマで「大阪のお母さん」と呼ばれた浪花千栄子がどう描かれるのか楽しみである

さてドラマである 「笑って 泣けて 人情溢れる 波乱万丈の物語」まさにドラマドラマしている 12月は明治の末に南河内の貧しい家に生まれた千代の奮闘ぶりが涙を呼ぶ そして道頓堀の芝居茶屋に女中奉公 渋谷天外との出会い 父と娘の愛情 そして借金取りから逃れる場面で12月はお開き 1月からは京都で花が開くのか 楽しみである 

ドラマや映画を観ていると不思議な人物や物や話が出てくる時がある 例えば「おちょやん」に「お乞さん」(乞食のこと)が出てくる 千代の施しに感謝する場面がある その後舟に乗せて京都に向かう場面がある その時の船頭があの「お乞さん」だった なるほどそういう仕掛けだったのか 映画を観ても同じだ 主人公が昔話をする場面がある その昔話が最後に出てくる 何気ない話や人物がドラマや映画を観ている人に「なるほど」といった気持ちを与えるのが面白いと思う

その道頓堀の戎橋 12月26日のお昼は人影がまばら 大阪は知事の外出自粛要請が効いたのかどうか しかし夜が問題である この時期 忘年会をする人はいないだろうと思うがそうでもない 大体8割の方は良いが2割の人は我関せずである 大阪の感染者急増はPCR検査が機能不全に陥っているからである なにしろ保健所の人材が不足し検査難民が出ているし濃厚接触者も接触者も追跡が曖昧になっている 消毒も出来ていない状態だ この「不都合な真実」を明らかにしない今の大阪府政・市政は残念であるが信頼できない

2020年12月10日木曜日

京都の紅葉を巡る



京都の紅葉といえば 東福寺 永観堂 真如堂 黒谷光明寺 北野天満宮 嵐山 清滝 神護寺 鳥居本といったところだろうか 見頃は11月下旬から12月初め 今年は永観堂付近と北野天満宮を散策した
ふたつとも学生時代に下宿していた付近 1回生の時は吉田神社の近くに住んでいた 知らなかったが下宿の山坂を上がると吉田山から真如堂から黒谷光明寺に出る 通学は山を下がるので全然知らなかった 吉田山には旧制第三高校の「紅燃ゆる」碑がある 紅燃ゆる「丘の上」かと思っていたが紅燃ゆる「丘の花」が正解のようである 吉田神社は節分祭で有名な神社である 紅葉の名所ではないのが残念 紅葉では真如堂 黒谷には及ばない 圧巻は永観堂 色がなんともいえなく鮮やかである

北野天満宮は2回生の時の下宿の近く ここは御土居という名所の紅葉が有名 見事である 学生時代はそんなに有名ではなかった それもそのはず昭和40年に御土居が史蹟として登録されその後整備されたようである 御土居は秀吉が洛中と洛外を分けた擁壁 1591年に築きなんと全長23キロにわたっている 今は一部しか残っていない

京の地に新しい都が出来たのは1226年前の794年 平安京である その前の長岡京が怨霊のたたりで散々な悲劇が続出 それではいけないということで平和で安らかな都ということで平安と名付けた その頃 平和という言葉があったのかどうか?知らいないが 長岡京の前は奈良(平城京、藤原京)である 桓武天皇による造都は数多くの悲劇のドラマの末に生まれたといえる 大袈裟ではあるが京都は日本歴史そのものといえる

今回回った懐かしの下宿も健在だった 現在住んでいる方とは面識もないが学生時代 ここで住んでいたのかと思うと感慨深いものがある なにしろ4回も変わったので想い出は沢山ある 次回は3回生 4回生の時の下宿を回りたい






 

2020年11月25日水曜日

桜紫会会報(第65号)届く

桜紫会から会報が届いた 表紙は新校舎の工事が飾る 来年令和3年に新校舎が完成 5年には体育館が完成するという その後運動場が整備される 楽しみである 何月頃に竣工するのかは不明だがコロナの収束する頃には大丈夫だろうか なお新同窓会館の寄付金を募っているが既に1万円は寄付しているので名前が刻まれると思う 今いくら集まっているのか記載がないのが不思議である

昨年開かれた田村義彰元教頭先生のトークイベントが今回も掲載されていた 細かい字のため拡大鏡で読んでみた 田村先生は昭和52年に赴任されたようなので私たち昭和40年卒とは全く縁がない 体育科の教員だった 卒業生にはかなり慕われていたような感じでわりと面白かった

さて新校舎である 高松市立なので事業主体は高松市 その基本構想(平成26年6月作成)をみると総工費80億のビッグプロジェクトだけに慎重に取り組まれている様子が分かる 構想の中にこう書かれている「こうした長い歴史と伝統を受け継ぎながら  今日 までに 4万人を超える 卒 業生を送り出し  平成 30年に 創立90周年を 迎 え ようとしている  今日では国公立大学の合格者が県内でも1・2位を競う進学校であることから 中学生間の人気も高く 学校説明会(オープンスクール)の参加者は 毎年 入学定員の3倍を超える状況である」

新しい校舎が出来ると人気も高まると思う 教員も生徒もよほど頑張らないと新校舎に申し訳ない 開学したのは1928(昭和3)年 8年後の2028年には100周年を迎える母校 どんな学校になるのか楽しみである 


 

2020年11月22日日曜日

斑鳩の里を歩く


千早振る神代もきかず龍田川 からくれなゐに水くくるとは で有名な奈良の竜田川 秋のある日 訪ねてみた まずはJR三郷駅で下車して龍田大社へお参り ここは風の神で知られる全国でも有名な神社 コロナの収束を祈願する そして駅に戻って王寺駅に ここからバスで竜田大橋で降りる 竜田川は千早振るの里 初めての訪問 前から行きたかったところである 百人一首にも出てくる色男の在原業平がかって恋愛関係にあった二条妃(高子)に対する恋愛の歌である 落語にもこの千早振るは出てくるし映画でもヒット

落語では「百人一首かるた」に出てくるこの句の意味を聴かれたご隠居さん 珍説を語る 龍田川は相撲取りである 千早は吉原の太夫 遊びに行き千早太夫に振られた龍田川 千早の妹分の神代にも頼んだが聞き入れられず 傷心の龍田川は実家の豆腐屋に戻った おからを作っているとみすぼらしい女が店先に立っていた なんとその女の人が千早 龍田川はそれに気づいておからをあげなかった おからをもらえなかった千早は嘆いて井戸に入って投水した という話 オチは最後の「とわ」というのはなんだと聞かれてご隠居さん「とは」は千早の本名である で終わる

この日の竜田川はまだ紅(くれない)には早すぎた 多分11月末には真っ赤に染めるだろう なお「竜田揚げ」の名の由来は揚げた肉の赤色と衣の部分的な白色が竜田川の紅葉と光る水面に似ているところからきている

ここから法隆寺は歩いて30分と近い せっかく来たのだから足を延ばした 修学旅行の生徒もちらほら 拝観料は1500円 世界最古の木造建築・法隆寺 聖徳太子 没後1400年 日本初の世界遺産 国宝・釈迦三尊像 金堂 五重塔 夢殿 以前ブラタモリで紹介されたもうひとつの法隆寺の位置も確認した(非公開)この斑鳩の里には「藤ノ木古墳」もある なお法隆寺は別名斑鳩寺という イカルガという鳥が当地に居たので斑鳩と名付けられた





   

 

2020年10月31日土曜日

GoToトラベルとは?

 新型コロナの感染で観光業界いや産業界は大きな影響を受けている 会社経営 個人経営とも倒産の危機にさらされている 日本だけではない 世界中経済危機となっている 全日空やJR各社も大企業も何千億の赤字を発表している いつまで続くのだろうか 毎日発表されている感染者も天気予報のような感じで放送されている

「ウイズコロナ」今年の流行語大賞に選ばれそうな言葉である 新型コロナウイルスとの共存・共生を指す価値観・世界観だそうである 小池都知事が言い出した この人はなかなかネーミングが上手いと感心している場合ではないが私はその通りだと思う コロナウイルスを「敵」と思い 戦うとか打ち克つというのは適当ではないと考えている 共存・共栄でやっていくのが正しいと思う

先日ホテルに宿泊した時にGoToトラベルを利用した ネットの予約が必要だが35%もの割引があった さらに地域共通クーポンがもらえた 宿泊費が約3万円であったのでその15%がクーポンで頂けた 1000円券で4枚 ただこれは使えるお店が限られているし期間もある なんだか直ぐに偽造できそうである 早速セブンイレブンで買い物をした 

しかし世間ではいろんなクーポンや割引を悪用する輩もいるらしい こういう輩は追跡して欲しい また持続加給金というのも不正に受給したとかで大学生が多数逮捕されている こういうコロナがなければ普通に生活していたのに気の毒である 騙されたのに違いない 世の中にはいろんな「落とし穴」が待っている 

まもなく11月 インフルエンザも怖い 先日病院でワクチンの注射を受けに行ったのだが厚労省からワクチンが届いていないと言われた 昨年までは3500円くらい支払って別の病院でした 今年は65歳以上無料の制度を使ってお願いしたのだが来月にならないと分からないという もう少し様子をみてみたい 

2020年9月28日月曜日

関東桜紫会会報(第20号)届く

今年10月24日に開催予定の関東桜紫会は延期となった 吉祥寺だっただけに行きたかったのだが この時期では延期も当然である どこもかしこも 中止 延期 これでは元気も出ない 仕方ないが何とかならないものか
それにしても9月の4連休は繁華街も観光地もものすごい人出だった 私もちょっとのつもりでデパートに出掛けたが正月のバーゲンセールのような人出を見て直ぐに帰った マスクをしているものの大きな声で話したり笑っている マスクをしていない人もいるが忘れたのだろうか?それとも何らかの事情がある人なのか?怖い怖い
世の中 活性化を忘れて半年になる 若者も委縮してしまっている 家の中に閉じ持っている ひきこもり 老年の孤独はある程度仕方がないが 若者の孤独は困る
コロナ禍の中での運動会 孫の通う学校では1年2年 3年4年 5年6年と時間を分けて行った 保護者の入場も同居家族に限りOK 決められた時間に入場しマスクも消毒もして参加 声援はなし 立見席だった 種目も大幅に減らして「走り」と「踊り」
終わった生徒は2階3階の廊下で見ていた 午前中ですべての運動会は終了 色々知恵を絞った形跡がみられた 中止は簡単だけど開催してクラスターが起きたら怖い 難しいところだ 大学も後期から対面授業がスタートした 入学式もなかった 新入生が退学するというニュースもある 9月入学の話もあった しかしその場限り 欧州ではまた再燃している 日本も菅政権に変わったが相変らず国会は閉会中 選挙も近いという 時が全てを解決するというのは私の座右の銘であるが はやくそうなって欲しい