蝉が泣き始めた 7月5日 ニイニイゼミだろうか もう梅雨明けは近いのか 今年は梅雨入りが遅かった 平年は祇園祭の前には開けていたが今年は遅くなるだろう あの暑い夏がもうすぐやってくる
休んでいた「似顔絵教室」を7月から再開した 先生から「印象派」の展覧会を兵庫県立美術館で開催していると聞いて早速足を運んだ 阪神岩屋駅から海に向かってミュージアム通りを歩くと約10分 逆に山に向かって歩くと王子動物園と横尾忠則美術館にたどり着くミュージアムロードである
この県立美術館は安藤忠雄さんの設計 5月には安藤さんの作品を常設展示しているコーナーが出来た 「青いリンゴ」も安藤さんの「青春」をイメージしたオブジェである 館内は「遊び心」をあちこちに仕掛けしている それを見るのも楽しい
今日のお目当ては「吉野石膏」のコレクション タイトルは「印象派からその先へ」神戸でルノアールに会うというのがサブタイトルである なんと72点の展示があった コロー、ミレー、クールベ、マネ、モネ、シスレー、ルノアール、ドガ、ピサロ、セザンヌ、ゴッホの印象派 そしてモダンアートのルオー、ボナール、マティス、ルソー、ミロ、ピカソ そしてエコール・ド・パリのユトリロ、キスリング、シャガールなどなど 日本でお馴染みの画家が登場する いわゆる世界の名画ではないがよくも集めたものだと感心する
吉野石膏といえば「タイガーボード」で有名 非上場会社であるが極めて優良な会社 山形県吉野村が創業の地であるため多くの洋画・日本画を山形県や天童市に寄贈している こういう文化貢献も素晴らしい
「シュザンヌ・アダン嬢の肖像」は先生曰く「パステルならではの柔らかい色彩と軽やかなタッチとで夢見る少女の空気感を見事に表現しています」とのこと ルノワールの1887年の作品である
9月には香川県坂出市の県立東山魁夷美術館で吉野石膏の日本画のコレクション展が開かれる これも香川県の人は是非鑑賞して欲しい
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