南禅寺の疎水は哲学の道につながっている 南禅寺 永観堂 若王子神社のコースは京都の代表的な散歩道 本当は桜の時期が良いのだが時期を逸してしまった 桜は落下盛んというところか 銀閣寺から歩く人が多いようだ 今日は逆のコース 最初から法然院までと決めて歩いた
土曜日だったので人出は多かった 本来なら哲学の道なので静かに歩くのが良いのだがそうも言っておられない 約2キロ 途中にはノートルダム女学院がある いつからあったのか知らないが随分奥に入ったところにある
哲学の道は20世紀初頭 哲学者の西田幾多郎さんが毎朝ここを歩いて思想に耽ったところからつけられた道である だから100年になる 私の学生時代もここは良く歩いた 下宿も近かったせいもある
西側には吉田山が見える 時間があれば吉田山荘にも行ってみたいところだったがまたの機会にする 法然院は敷地が広大である 法然上人は讃岐に流されたことがあることは知っていた 仏生山の法然寺がそれである もともとはまんのう町にあった寺だった 仏生山に移ったのは1668年 高松藩の松平頼重が関わった 徳川家は浄土宗を大切にしていたためである なお今は浄土宗から独立している
法然院は拝観料がない 墓地も広いし駐車場も経営しているようだ 谷崎潤一郎のお墓もある 静かなお寺であり訪れる人も多い 来年こそは桜満開の時期に来てみたいと思う そういえば昔々 高槻寮にいる頃に夜中に銀閣寺のラーメンを食べに来たことを思いだした 今もこの界隈はラーメンがおいしいところである
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