数学の先生たち こんなにいましたか 前列の宮崎先生 齋藤先生 後列の本庄先生 牧田先生は覚えていますが他は良く存じ上げません 数学といえば矢野健太郎先生という数学者がいたことを思い出す 東京工業大学名誉教授 たくさんの本を書いている
数学は難しい どうしても受験数学になる 学校では教えない数学というのがある これを楽しく教えて頂ければもっと数学が楽しくなるはずだ
落語の小噺にこんな噺を聴いたことがある 江戸の噺家 林家正雀だったと思う 親が亡くなったので遺言で親の馬を分けることになった 長男に二分の一 次男に三分の一 三男に十二分の一 ところが馬は11頭しかない 割り切れない そこに通りかかったある男 話を聞いて「よしわしの馬を1頭貸そう」ということになった 馬は12頭 長男には6頭 次男には4頭 三男には1頭と分けられた 全部で11頭ということでメデタシメデタシ 1頭残った 男はそれじゃといって自分の1頭をゆうゆうと何事もなかったかのように連れて帰ったとか これはエジプト分数という分野 煙に巻かれた噺をマクラにして正雀は馬に関する落語をするのである 高校時代にこういう話をしてくれればもっと興味が沸いたのに・・・・もう手遅れである 高校の数学の先生にその話をしたら大変興味をもって聞いてくれた 先生でも知らなかったようである