2018年5月26日土曜日

OH! タカラヅカ


宝塚歌劇を観に行った 高校時代に西宮の叔父さんに連れて来てもらったことがある 誰が出ていたか 花組 月組 星組かは覚えていない 50数年前のこと 紅顔の少年にとって衝撃だったことは覚えている
それが今回男性8名で しかも高齢者が 本当に一人で行けるものではない お客様は9割が女性 沢山ある女性トイレは長蛇の列 男子トイレは極端に少ない
今日は楽しみにしていた 実は落語の噺が歌劇になっているのだ 「地獄八景亡者の戯れ」「朝友」「死ぬなら今」の3つの噺を合わせている しかしその他にも背をはやみ岩にせかるる滝川の・・「崇徳院」が出てきたり 落語ファンにとっては素晴らしい「演出」であった 演目は「アナザーワールド」つまりあの世とこの世を行ったり来たり 別世界のあの世が「アナザーワールド」 星組組長の紅(くれない)ゆずるが主役の康次郎 それにしても組長とは怖い 宝塚歌劇でも珍しいストーリーで話題になっている作品だ
休憩の後は「キラー ルージュ」キラーとは素晴らしい人 魅了する人のことを言うらしい ルージュ(紅色)をテーマカラーに「紅ゆずる」率いる星組が華麗なステージを繰り広げる なんとその中に先日亡くなられた西城秀樹の「情熱の嵐」が流れる 「君が望むなら!ヒデキ!」には驚いたが見事な演出である 急遽考えたのだろう 素晴らしい
そして今回の見ものは、今年卒業したばかりの104期生の初舞台 圧巻のラインダンス なんとその足の細いこと 開演直後に代表の3人が「口上」を述べた 小林一三先生の教えの「清く正しく美しく」をしっかりと胸に刻んで精進すると決意表明する これは日替わりで全員が行うらしい 将来この中で競争して「トップスター」が出てくるのである 
今日の感想 女は夢を見る 男は女性の素晴らしさを見る 女の人は凄い 今日一緒に観に行った仲間から貴重な話を聴いた 住んでいた家の前には大空美鳥というスターがいたことを 美しいお姉さん タカラジェンヌは永遠である

2018年5月17日木曜日

真言宗豊山派本山 長谷寺は花の寺



大阪市内から名古屋に向かう電車で1時間 長谷寺駅に到着 今日は3回目の訪問だ 駅前は本当に何もない「初瀬」という地名表示が目に付く「はつせ」ではなく「はせ」と読むようだ 初瀬山にあるのが「長谷寺」三輪山の南麓から長い谷が続くので「長谷寺」になったらしい
ここは「花の御寺」と呼ばれている 毎月様々な花が咲いている 5月は山吹 牡丹 躑躅 芍薬 石楠花 藤 花水木 6月は沙羅双樹 紫陽花 花菖蒲 山法師 桔梗 などなど 特に5月の牡丹と6月の紫陽花が有名である 私も花が好きなので牡丹を見に行った しかし既に時期が過ぎていた 連休くらいが良かったらしい
長谷寺の縁起は686年に始まる 727年に奈良の聖武天皇がご本尊の十一面観世音菩薩を祀った その後 弘法大師が広めた真言宗の寺として信仰を集めている 山号が「豊山(ぶさん)」従って真言宗豊山派本山 根本道場とも呼ばれている 全国に長谷詣 長谷信仰が広まり今では三千の系列のお寺が全国にあるらしい
弘法大師さんというと四国八十八か所となる しかしすべてが真言宗であるという訳ではない 殆どが真言宗ではあるが 善通寺は真言宗善通寺派 しかも総本山である いろんな派閥があってなんだか複雑で覚えられない 松山の51番札所の石手寺は長谷寺と同じ系列である 香川県には豊山派はないようだ 
長谷寺は花の他 長い長い回廊が有名だ 山門をくぐるといきなり緩やかな回廊が続く 段々きつくなる しかし岡山の吉備津神社の回廊の方が少し長いかもしれない その他大きな観音様 10メートルもある 足の大きさも半端ではない その足が触れる また大観音大画軸も16メートルもあって縦に吊るせなくて横に寝かせている とにかくスケールが大きい
近くには女人高野と言われる室生寺もある こちらは真言宗室生寺派も総本山 今日は行けなかったので次回の楽しみに置いておこう

2018年5月12日土曜日

瓦せんべい「宗家」「総本店」


従弟から高松の瓦せんべいのことを聴かれた 従弟の母の7回忌に高松の「瓦せんべい」を取り寄せたいとのこと 私は「硬い方か 柔らかい方か」聞いた 確か「大きい硬い方」とのこと 2つあることは知っていた 兵庫町が硬いの 片原町が柔らかいの と覚えていた
良く調べると片原町は「轡堂」と看板がかかっている 「総本店」ということらしい ややこしいなあ 紛らわしい 兵庫町は「久つ和堂」の看板がかかっており会社名は「宗家くつわ堂」 ホームページで調べると「宗家」の田村氏が創業者 1877(明治10)年創業の老舗である 一方の「轡堂」はホームページがないので詳細は不明である しかし場所的に三越に近いし2階にゆったりできる喫茶部もあるから有名である 勿論 瓦せんべいも販売している
どんどん調べると他にも高松駅の近くにも瓦せんべいのお店があるらしい 駅の近くなので寄ってみたが今はなかった お店は駐車場になっていた ここは「国宗勝利堂」というお店だった 「くつわ」という名前ではなかった
いずれにせよ高松の瓦せんべいの発祥の地は「宗家」田村さんという方が「本家」である ここの瓦せんべいは硬いが讃岐和三盆を使用 味が深い 
同級生の昌宏くんは縁があって「宗家」とお知り合いになったとのこと これからはなるべく「宗家」の方を買わねばならない
なお 神戸にも亀井堂総本店というところが「元祖」を名乗り1873年から瓦せんべいを販売している 神戸の方が4年早いようである

琴電は100周年超の会社


琴電は2011(平成23)年に100周年を迎えた 明治44年に今橋と志度を結んだ志度線が運行を開始したのが始まり 今橋は私が高校まで住んでいた松島町の近くである そういえば今橋には車両基地がある 始発駅だったのか 知らなかった 当時は東讃電気鉄道という会社だった その後 高松電気軌道 琴平電鉄が出来て3つの会社が統合して高松琴平電気鉄道になった 昭和18年11月のことである
平成18年12月に民事再生法の申し立てをした 経営不振の原因は瓦町の大型商業施設であったとは しかしその後の経営努力は凄まじいものがある
今回は忙しい帰省であった 9時過ぎに琴電片原町駅から陶駅まで乗車した 帰りの切符が150円不足して車内で切符を買った 懐かしい乗車券である 片原町は高校時代と変わらなかった マルヨシセンターがあった 魚屋さんもあった ここから商店街を抜けて会社に向かう人が多くみられた
陶の駅からタクシーでお寺さんに向かう 初めて行くのでどんなところかと想像した 思ったより近く大きな立派なお寺さんだった 住職さんとの雑談で浄土真宗の歴史を教えて頂いた 山科本願寺 今の大阪城にあった石山本願寺 御堂筋の由来 今の西本願寺など興味あるお話だった なんと同級生の久ちゃんの菩提寺も同じお寺だったことが直前に分かった 奇遇である そこで久さんの話もしたら「ああそうですか 御縁がありますね」と話が弾んだ 久ちゃんの御家も我が家も先祖代々からの長いお付き合いだと教えて頂いた

2018年5月11日金曜日

ことでんの車内広告から


「ことでん」の車内で面白いポスターを見つけた 関西では「阪急電車」が洒落たマナー広告を出している 例えば「結果は残しても 車内にごみは残さない」とか「味にうるさくても 車内ではうるさくしない」とか 私のお気に入りのフレーズである
「ことでん」のポスターは讃岐弁で12の言葉を表現している さて何問出来るか 2問までの正解では凡人 4問までは素人 6問までは玄人 8問までは名人 全問12問は「うどん人」とか
「うどん人」なんか命名してもらってもいらんわ 私が正解したのは「おっりょんのに!!」「ぐるりみてみんまい!!」「かいていた!!」の3問 4問まで正解の「素人」ということになる
うどん屋で若い女性店員さんに最近お客さんで「うどん いた」と「いた」を注文の時に使うかと尋ねたら首を横に振った 「いた」は讃岐の代表的な方言なのに今は使わんらしい 本当にそうかお聞きしたいところである
しかしそれにしても不正解の9問は難しい 私だったら そんな恰好したら「ふうがわるいわ」とか 「はりますぞ」とかを選定するだろうと思う
そもそも「ことでん」は空いている こんなマナーの悪い人が迷惑をかけることがないのではと思うのだが どうだろうか

祝 マリンライナー30歳


用事で高松に行った 岡山からはマリンライナー 17時12分発は満員だった どうなるのかと思って乗ったが茶屋町で座れた 最近は優先座席にも若者が堂々と座っている 全く腹が立つ 私より年配の老夫婦を立たせている スマホを一生懸命見ている そのうちに電車は児島で更に空いて坂出でも空席が目立った 30分に1本の運転 昔と変わらない 昔と言っても30年前のこと 6両編成ではなく8両か10両にすべきだ
1998(平成元)年4月10日に運行したから丁度30年経った 私が四国に勤務したのは確か平成3年から9年間だからその時は開通していたのだ 
楽しみは車窓から見る景色 特に瀬戸内海の大槌島小鎚島 二つの島が美しい これを眺めると四国に帰って来た感じがする 宇高連絡船の場合は女木島や屋島を観ると帰って来たなと思ったものだ この大槌島は岡山県と香川県の境界にある 150メートルの高さの円錐形の無人島 南半分は高松市 この無人島には釣り客が渡し船で渡ることも出来るらしい また山にも登れるらしい なにか大蛇がいるような話も聴いたが大丈夫なのか 今は何でも挑戦する人がいる それをブログにアップしているから島のことが良く分かる
開通当時は確か1時間を要したと思うが 今は53分 随分早くなった 通勤通学客も大勢らしい 高松から岡山大学に通学できるのもこのマリンライナーのおかげ 徳島より近いのではないか 調べてみると徳島まで特急「うずしお」で最速68分かかる
この徳島 今年の阿波踊りが開催されるかどうかでもめている もめてもめて「泡踊り」にならないよう祈念する なにしろ徳島は1年間阿波踊りで始まり阿波踊りで終わるからだ この阿波踊りがないと徳島は死んだような街になる 同じアホなら踊らにゃソンソンというよう調子で乗り切って欲しい