2018年5月17日木曜日

真言宗豊山派本山 長谷寺は花の寺



大阪市内から名古屋に向かう電車で1時間 長谷寺駅に到着 今日は3回目の訪問だ 駅前は本当に何もない「初瀬」という地名表示が目に付く「はつせ」ではなく「はせ」と読むようだ 初瀬山にあるのが「長谷寺」三輪山の南麓から長い谷が続くので「長谷寺」になったらしい
ここは「花の御寺」と呼ばれている 毎月様々な花が咲いている 5月は山吹 牡丹 躑躅 芍薬 石楠花 藤 花水木 6月は沙羅双樹 紫陽花 花菖蒲 山法師 桔梗 などなど 特に5月の牡丹と6月の紫陽花が有名である 私も花が好きなので牡丹を見に行った しかし既に時期が過ぎていた 連休くらいが良かったらしい
長谷寺の縁起は686年に始まる 727年に奈良の聖武天皇がご本尊の十一面観世音菩薩を祀った その後 弘法大師が広めた真言宗の寺として信仰を集めている 山号が「豊山(ぶさん)」従って真言宗豊山派本山 根本道場とも呼ばれている 全国に長谷詣 長谷信仰が広まり今では三千の系列のお寺が全国にあるらしい
弘法大師さんというと四国八十八か所となる しかしすべてが真言宗であるという訳ではない 殆どが真言宗ではあるが 善通寺は真言宗善通寺派 しかも総本山である いろんな派閥があってなんだか複雑で覚えられない 松山の51番札所の石手寺は長谷寺と同じ系列である 香川県には豊山派はないようだ 
長谷寺は花の他 長い長い回廊が有名だ 山門をくぐるといきなり緩やかな回廊が続く 段々きつくなる しかし岡山の吉備津神社の回廊の方が少し長いかもしれない その他大きな観音様 10メートルもある 足の大きさも半端ではない その足が触れる また大観音大画軸も16メートルもあって縦に吊るせなくて横に寝かせている とにかくスケールが大きい
近くには女人高野と言われる室生寺もある こちらは真言宗室生寺派も総本山 今日は行けなかったので次回の楽しみに置いておこう

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