2015年9月4日金曜日

高松駅は船が着く街だった


「船が着く街 高松に 今日の泊まりは決めました・・・ 瀬戸の夕陽に手を合わす・・・」とは佐々木新一の「あの娘たずねて」の3番 1番は東京 2番は大阪 3番が高松 これは「都落ち」の歌だろうか 昭和41年のミリオンセラーとなった 佐々木新一さんは昭和21年生まれ 現役続行中
高松駅には思い出がたくさんある 前の駅は1999(平成11)年12月いっぱいで廃止になった 私の高松勤務は平成2年2月から平成8年9月だったからまだ古い駅を利用していた その後「サンポート高松」の再開発に伴い新駅舎が完成した 2001(平成13)年5月のことである 高松駅の手前に貨物駅もあった 現在の新駅はその貨物駅の位置とほぼ同じと思う
古い駅は大きな建物であったが今はコンパクトになった 瀬戸大橋が1988(昭和63)年に完成して桟橋が不要になったからである 昔は第一桟橋 第二桟橋があった 宇高連絡船がそこから出ていた 転勤などには七色のテープを買って別れを惜しんだ 銅鑼が鳴る さよなら・・さよなら・・転勤族は涙を流す いいなあ 船は情緒がある 学生時代は甲板に上がって「うどん」をすすることが讃岐人のお約束であった 宇野に着いてマラソンのように長い通路を通って急行「鷲羽」に乗り換える 今の高松駅は「瀬戸の花嫁」が流れる これも思わず口ずさむ ただ海が見えないのが寂しい

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