2022年4月12日火曜日

南禅寺水路閣を歩く



南禅寺の中を琵琶湖疎水が通っている このことは有名である どのように流れているか確かめに行った 蹴上の駅から南禅寺方面に歩くと「ねじりまんぼ」に出る なんだろう まんぼはトンネルのこと ねじりはねじれていること タイルがねじれて貼ってあるトンネルのことを「ねじりまんぼ」と呼んでいる このトンネルの上が「インクライン」でレールが敷いてある トンネルをくぐると南禅寺への近道 くぐって右に折れると疎水に出る 明治の初めに琵琶湖からの水をここに持ってきたのが東京の田邊氏 若き姿の銅像が立っている 疎水の近くまで歩いていくと南禅寺トンネルに出る このトンネルが哲学の道につながっている もともと管理用の水路だったのが整備されて哲学の道になっている
南禅寺トンネルの下に降りてみると洋風な構造物が建っている 観光スポットになって若い人がここで写真をとっていた
またインクラインの桜は散りかけていたが見事なものだった この日は大勢の人が楽しんでいた 穴場である
数年前に琵琶湖疎水を船で登ったことがある 山科の駅から歩いて乗り場に出て蹴上までの船旅が復活したと聞いて出向いた 今度は日向大神宮から尾根伝いに南禅寺まで歩いてみたいと思う
 

醍醐の花見




醍醐の花見で有名な醍醐寺 この日の翌日に「太閤さんの花見行列」があるということだったがもう自慢の桜は散りかけていた 一度このお寺には来たことがある だいぶ昔々のことである 交通の便が良くなり地下鉄の醍醐駅から徒歩で約8分 他には六地蔵駅からバスが出ているという 今回は京阪三条から地下鉄に乗った 乗った電車が浜大津駅行き この線は京都市地下鉄の東西線と京阪電鉄の京津線が走っているので間違いやすい 山科の手前の御陵で乗り換え醍醐に到着
携帯で現在地を確認してから徒歩で進む 直ぐに山門がみえてきた 満開の桜が向かえてくれた 境内はかなり広い 200万坪もある 874年に聖宝尊師の努力で開創とある 約1150年前のことである 見どころは951年に完成した京都府下最古の五重塔と1115年創建の三宝院である 拝観料の1500円には驚いた 太閤秀吉が1598年に催した「醍醐の花見」はことのほか有名だが今日はそれほど素晴らしいという感じはなかった
また友人から近くの理性院にいけば自社で製作した「よだれかけ」を見て欲しいとのことだったがすっかり忘れてしまっていたのが残念である
醍醐寺の由来は「醍醐味」から来ているという説がある この地で水が湧いていた とても美味しい味がした ここに草庵を作ろう が醍醐寺の起源であるというが信用するか否かは各自の判断である 今でも山を上がれば「醍醐水」という湧水が残っている
この日は、霊宝館に咲いていた枝垂れ桜と醍醐深雪桜が最高にきれいでした 力自慢比べをする「五大力さん」は毎年2月に開催される お餅を持ち上げる大会である 一度見たいと思う

2022年3月20日日曜日

印象派・光の系譜 展覧会


イスラエル博物館所蔵の作品が大阪にやってきた ゴッホ ルノワール ゴーガン モネなど初来日が多い 展示の中で6作品が撮影可というのも嬉しい 

まずゴッホ「プロヴァンスの収穫期」 1888年の作品 南仏の麦畑を鮮明なタッチで描いている ゴッホにとって黄色は太陽の色 「ひまわり」も同じように黄色を使っている 浮世絵にあるような明るい色を求めてパリから南仏アルルにやってきたゴッホ 日本では7作もある「ひまわり」のひとつが東京にある                      続いてルノワール「花瓶にいけられた薔薇」 ルノワールと言えば肖像画 もちろんこの会場にも3点が飾られていた ただ撮影は禁止 1880年頃の作品 印象派の中でも唯一労働者階級だったルノワール 楽しくなる絵しか描かないと幸福感に満ちた作品を描き続けたそうです

ゴーガンの作品は「ウバウバ」という炎の踊り 1891年の作品 近代社会に別れを告げてタヒチへ渡り人間と野生の自然の神秘的な関係性を探ったゴーガン しかし原始的な楽園からほど遠いものだった
最後はモネの「睡蓮の池」 1907年の作品 連作シリーズで大人気画家となったモネは「積みわら」「ポプラ並木」を描いたがやはり1898年頃から自宅で池を作り描いた「睡蓮」が有名 この絵は普段私たちが見る太鼓橋の下の睡蓮ではなく花や葉 水面が中心となっていて睡蓮らしくないのが良い 後期の作品のようである

他にもドイツからユリィの「冬のベルリン」「夜のポツダム広場」も写真撮影がOK その場所には多くの人が撮影していた
今回は東京と大阪での展示 イスラエル博物館(エルサレム)所蔵の69点がほとんど初来日の作品 これが近くで見ることが出来ることは幸せである



2022年3月14日月曜日

伏見の酒蔵を歩く



JRが発行する「駅からはじまるハイキング」というパンフがある 一度行きたいと思っていたので出掛けてみた 伏見桃山で下車したのは初めて 同じ伏見でも伏見稲荷大社は何度もお参りしたことがある 地図をみると結構伏見区も広い 
伏見は名水の町 かっては「伏水」と呼ばれていた良質な伏流水に恵まれた土地 今でも伏見七名水がある その伏流水の地に18の蔵元があるという 月桂冠 黄桜など 組合に入っていないところをいれると28もあるらしい
まず伏見桃山駅を出ると山側に大きな鳥居が見える 御香宮(ごこうのみや)神社である 歴史は古く平安時代に病気に効く香り高い水が湧いたということから清和天皇が「御香宮」の名前を賜ったと伝わる古社 確かに名水が涌いていた 少し甘い味がした
この神社を山側に向うと秀吉の伏見桃山城がある 近年の建築なので今日はパスして大手筋商店街に向う 商店街の横道に入ると伏見酒蔵小路というところに出る 酒造組合に属する日本酒のテーマパークである そこを横目にして路地を歩くと竜馬通りに出る お土産屋などで賑わっている 黄桜のカッパカントリーもすぐ近くある

坂本竜馬が滞在していた寺田屋が堀の近くあった 残念ながらコロナで休業している ちょっとゲートから覗くと小さな竜馬の銅像があった やけに小さかった ここで伏見奉行所が乗り込みおりょうが竜馬を裏から逃がしたのは有名 ただそれだけなのだが
お堀つたいに歩くと月桂冠大倉記念館に出る 酒蔵の古い建物が見事だ 酒の香りもしてくる 風情ある風景だ
この付近は中書島 観月橋 宇治川があり昔は伏見十石舟が往来していた交通の要所であった 落語では三十石舟という噺がある 酒好き 特に日本酒好きの人にはたまらない場所であることは間違いない


2022年3月13日日曜日

食の宝島!小豆島を生んだアツーイ理由とは?


3月12日のブラタモリは小豆島だった タモリも浅野アナも初めての小豆島 オリーブ しょうゆ そうめん ごま油 と小豆島がどういう関係かを探る内容だった それが地質と関係しているとは 地質に詳しいタモリも素晴らしい・珍しい島と大満足だった
案内人は香川大学の長谷川修一先生 前回の高松に続いての登場だった 四国電力の友人の話だと電力におられたとのこと 香川大学のHPによると松江市出身 東京大学大学院理学修了とのこと 私より9歳年下 たぶん香川大学が工学部を作ったときに電力から大学の助教授に転じたのだろう ソフトな語り口は印象が良かった 地質の専門家である
それにしても火山により島が出来たり山が出来たり自然の歴史は奥が深い 小豆島も火山により出来た島であり山である 安山岩 角礫岩 花崗岩 何層にも重なっている 棚田も地滑りで出来ている自然現象である タモリは実に詳しい 私たちも少し勉強したらある程度は分かるかもしれないが タモリは本当に詳しい 


寒霞渓から見る景色は壮大だ 紅葉を見るだけでなく山の成り立ちを聞くと興味深い 中山千枚田も見事 ここでお米と小麦の二毛作 小麦は素麵の材料となる 手延べそうめん「島の光」は偽ブランド品が出るくらい有名である そしてこの素麺にごま油を入れている だからゴマ油の最大の生産地となっているという 他の三輪や播州の素麺は綿実油を使って麺を伸ばしているようだ 小豆島の素麺はそこが一味違う 島原の素麺がルーツと聞いたことがある
大坂城(当時は大阪ではなく大坂)の石垣も小豆島から運んだ ひとつの藩からだけと思っていたが7つの藩が各地区で分担していた 番組では出なかったが当時和歌山の湯浅の醤油を島にから持ち込んできたという ちょうど海に面して塩が作れるのも地質のおかげだ 塩田は小豆島にもあったのだ 知らなかった
オリーブは150年前にギリシャから持ち込まれたもの  これも小豆島を象徴するもの 以前食べたことがあるがもうひとつだったのであまり好きではない

小豆島といえば2010年12月に逝去した川口俊文さんを思い出す 彼は1年年上だつたが同級生 理系の11組だった 陸上競技棒高跳び ハンドボールの主将でインターハイも2回出場 大学は日大生産工学部 私より1年遅れて同じ会社に入社 その後 一級建築士として独立 小豆島で設計事務所を開いた 64歳で天国に逝ってしまった
彼の友人で同じ小豆島の勇さんがいる 何組だったかは覚えていない 彼は土庄町大部で代々続いた醬油屋さんを営んでいる 番組でも商品が並んでいた 主に家島方面に出荷しているので姫路方面で販売されている

小豆島といえば二十四の瞳 島には何回も行ったが小学生の頃に行ったコースを覚えている 特にマルキン醤油の見学が強烈だった しかし今日の番組で知らない島の魅力を知った 再度行きたいと思う





2022年2月26日土曜日

巨大な海城は町をどう発展させた?


2月26日(土)人気番組のブラタモリが高松にスポット 冬季オリンピックで放送がだいぶ遅くなった ロケは1月に行われたらしい ブラタモリの香川県でのロケは 金毘羅さん うどん県に続き3回目となる 3月12日には小豆島が放映される

今日のお題は海城が町をどう発展させたか?まず高松城からスタート 浅野アナは愛媛県生まれとかで高松には遊びに来たことがあるという この高松城 我々には玉藻城という方が馴染みがあるようだが仕方ない お城の中の水手御門 月見櫓こと着見櫓の紹介から 知らないことばかり 特に水手御門を開けると海につながる「マイ桟橋」になっているのは知らなかった 月見櫓も海上を行き交う舟を監視するところとか まさに海城(うみじろ)ならではの風景 また大きな天守閣は四国一の大きさだったとか はやく復元が待たれる 1588年に生駒親正が築城したお城は秀吉が命じたという 関ヶ原の戦いの8年前とか 瀬戸内海を往来する毛利や島津を見張っていたのか?

続いて立派なアーケードを通り大井戸に向う 南新町の商店街から少し東に入ったところに神社があった 全然知らなかった 井戸が掘られている この他に市内には3つの井戸があったようだが今はお城の中とここだけ この井戸から上水が配られていたという 玉川上水よりも20年前にあったという

この水のもとは香東川である それの名残が栗林公園にあるという タモリ一行はそこで川のような長い池を発見 もともと香東川は今は栗林の山の西側に流れていたが昔々は東側に流れていたという ただ洪水氾濫が多くお城にも影響が出るので付け替えたとのこと この池はその名残と言える タモリは栗林公園はきれいだ綺麗だと盛んに褒めていたのが嬉しかった 確かにそう思う 後楽園 兼六園 偕楽園も行ったがその通りである

最後に屋島に向う 屋嶋城(やしまのき)は古事記にも出てくるらしい これも海城である 高松市内が一望できるところに石が積まれている 復元中とのこと 南嶺にあるようだが我々の時代にはそんな話は全くなかった 歩いて登ったことは何回もあるが最近分かったことのようである

今回の放送は知らないことばかりだった 高松は海から見ればきれいな都市だ 空からも素晴らしい 故郷を離れて50年余り このような素晴らしい環境を子供たちにも伝えて誇りがもてる都市にして欲しい 巨大な海城が町の発展に尽くしたことも良く分かった 屋島の麓の町 今は古高松というところが栄えていたことも分かった 今回のタモリさんからのプレゼントは素晴らしいものだった なお このブラタモリシリーズ 高校の後輩が番組作りに協力しているという話が聞こえてきた







元離宮二条城は世界遺産





京都の世界文化遺産は16社寺1城の計17カ所 古都京都の世界遺産登録は1994(平成6)年にユネスコの世界文化遺産に登録された ほとんど社寺だがたったひとつお城がある この城が元離宮二条城である 実はここだけが行ったことがない 記憶がないのである どうしてだろう たぶん天守閣がないから興味なかったのだろう  

 

1603(慶長8)年 家康が天皇の住む京都御所の守護と自らの上洛の際の宿泊所とするために築城 その後1867(慶応3)年に15代将軍慶喜が二の丸御殿の大広間で大政奉還するまで約260年もの間 徳川家のお城であった その後は宮内庁が離宮として管理し本丸に桂宮の建物を移築した

 

立派な東大手門を入ると見事な唐門の奥に表書院が見える ここは国宝二の丸御殿である 面白い造りになっている 雁行である 奥へ奥へと導かれるようになっている 一番奥の白書院が将軍の居間と寝室 その手前の大広間で大政奉還が行われた 慶喜や家来の人形が置いてある 屋内の写真撮影はすべて禁止 立派な襖絵も全部本物ではなく複製品 がっかりした 国宝は収蔵館にしまってあるとか 狩野探幽の作品を見たかった ただし年4回240日に公開される なにしろ広いところなので警備の目も多い 本丸御殿・庭園は二の丸とつながっているのだがここも改修中とかで見ることが出来ない そこには5層の天守閣が建っていたが江戸時代に焼失

 

お城なんだがイメージとは異なる城郭建築である 南側には神泉苑もあり昔は加茂川もここを流れていたとか 今の堀川がその面影を残している ひろいひろい堀川通は加茂川だったと思う 

 

今日の散策はこれも初めて行った壬生寺・新選組の屯所であった八木家 それに神泉苑を回った 壬生寺は壬生狂言でも有名 しかし今はお寺の経営だろうか社会福祉施設等が建っていて風情は全くなかった 狂言を行う建物も保育園と隣接してガッカリした 壬生寺のすぐ近くにある新選組の屯所は今はお菓子屋さんの保有 新選組は言わば京の治安を守る警察部隊の近藤勇 土方歳三 沖田総司 芹沢鴨らがここに住んでいた ここはずいぶん町はずれにあったと思うが当時はどうだったのだろうか この後人も増えたので西本願寺東北隅の太鼓番屋に移転している  

 

世界遺産は次の通り 4月は醍醐の花見が楽しみである 予定しています 賀茂別雷神社(上賀茂神社)賀茂御祖神社(下鴨神社)教王護国寺(東寺)清水寺 延暦寺 醍醐寺 仁和寺 平等院 宇治上神社 高山寺 天龍寺 龍安寺 本願寺(西本願寺)  元離宮二条城 鹿苑寺(金閣寺)慈照寺(銀閣寺)西芳寺(苔寺)である