2017年6月9日金曜日

「銀二貫」鑑賞

大阪松竹座で6月1日から「銀二貫」の舞台が始まった 大阪を舞台にした人情物語である 作者は髙田郁(かおる)さん この作品は大阪の書店員が選んだ「ほんまに読んで欲しい」本の第1回受賞作(2009年)である 
髙田さんはこの他にも現在放映中のNHKの土曜ドラマ「みおつくし料理帖」の作者でもある 二つに共通するのは「料理」と「真似をするところが出る」ということ この銀二貫でも美味しい「琥珀寒」という寒天料理が出てくる 「みおつくし」も料理がテーマであるし最後にはレシピの紹介もある
さて松竹座は若い女性で一杯だった 何故 そうこの芝居には関西ジャニーズJrの人気者4人が出演していたのだ 知らなかったいわゆる「関ジャニ」である 若いからと言ってキャーキャーの声はなく静かに笑いながら観ていた
この芝居の主役は松吉こと藤山扇治郎 藤山寛美の孫である 主役ではないが桂米團治も出ている 桂ざこばが脳梗塞のため急遽代演となったのだがなかなか上手な演技だった さすがの芸達者 父の桂米朝によく似て来たなあと思った 前から二列目の席で表情がよく分かった また松吉が惚れる真帆こと宮嶋麻衣もなかなか可愛く名演技だった
髙田郁さんは小さいころから山本周五郎の本をよく読んでいたとか 実は私も友人の影響で周五郎の本はよく読んだことを思い出す 人情溢れる作品に涙したものだった このような素晴らしい芝居を特等席で鑑賞出来て幸せである 因みに銀二貫は金33両だそうで 金33両と言わず銀二貫というのも作者のセンスである

0 件のコメント:

コメントを投稿