2017年9月1日金曜日

二重橋は何故二重橋なのか

皇居外苑は外国人がたむろしていた 日本人はわずか この二重橋は通常は使用されていない 新年の一般参賀や外国賓客の皇居訪問等の公式行事の際に利用されると聞いた
私も東京勤務の際はこの二重橋を渡り一般参賀に訪れたことがある 新宮殿のガラスの向こうに平成天皇が手を振っておられたのを思い出す そういえば昭和64年に昭和天皇が崩御されたときは東京にいた 宮内庁の前でお見舞いの記帳したこともあった 大喪の礼のときは千駄ヶ谷でお見送りをした あの時は冷たい雨で寒かった その後風邪をひいて2週間ほど体調が悪かった 「たいそう」な話ではあるが本当の話
二重橋は何故二重橋というのですかということを警備の方に尋ねた 明治以降はこの手前の正門石橋と奥にある正門鉄橋の二つの橋を総称して「二重橋」と呼んでいるとのこと その前は奥の鉄橋のことを二重橋と呼んでいたと説明してくれた 橋桁を支えるため途中に台があって二重構造になっていたため「二重橋」となった その頃は「にじゅうばし」ではなく「ふたえばし」と呼んでいたことを教えてくれた 奥の橋は今は鉄橋になっていて昭和39年に架け替えられ 手前の石の橋と異なり鉄だけの無味乾燥な橋である
確かに昔の写真をみると木造で二重構造となっていた なかなか趣のある橋であった 知っているようで知らないことも聞けば分かる 雑学かもしれないが暇が出来たのでいろんなことを知りたがる 好奇心は大事 これからも分からないことは聴こうと思う 

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