2017年11月2日木曜日

久しぶりの奈良


行楽の秋 芸術の秋 正倉院の秋 ということで奈良に出かけた 毎年秋に正倉院展が開かれている 今年で69回目とか 何回か鑑賞したことはあるがここ20年くらいは来ていない 展示は奈良国立博物館で行われている 17日間という短い期間にたくさんの人が訪れる 今日も入場するまで10分待ち 中に入ると黒山の人だかり 毎年異なる国宝などを小出しにしている 今年は59件の出展である なにしろ6000件の宝が正倉院にはあるらしい 奈良時代であるから聖武天皇の時代の宝物が主である アジアから来たものなど珍しいものがあった 蝋蜜というミツバチの巣からとった蝋は初出陳とか 用途は食べ物か薬か 不思議なものが出ていた 他に将棋盤のようなものもあった
東大寺は聖武天皇が建立したお寺で本尊は廬舎那仏 すなわち大仏さん よく大仏さんと大仏殿はどちらが大きいかというクイズがあるが正解は??? 大仏さんは大仏殿に入っているから大仏殿が大きいというが 正解は大仏さん 何故か 大仏さんは座っているので立てば大仏殿より大きいとのこと この南大門の前には鹿が大きな顔でたむろしている 奈良の鹿は今1200頭余りが生息しているという 昔は鹿が人間より大事にされていたとのこと 詳しくは「鹿政談」という落語を聴けば分かる
南大門は「なんだい もん か」とゆっくり読むと普通の門になる と光洋中学の修学旅行のとき僧侶が説明した 面白かった 今でも覚えているなあ 南大門の奥に進むと大仏殿がある 南大門の向かって右に吽形(うんぎょう、口を閉じた像 快慶作) 左に阿形(あぎょう、口を開いた像 運慶作)の仁王さんを安置している 阿吽の呼吸という言葉はここから来た 一般的な仁王像の安置方法とは左右逆とのこと また正倉院は大仏殿の後ろに存する お宝を保存している施設が正倉院 今は宮内庁が管理している 
ブラタモリではこの奈良が2015年に放送されたが残念ながら見逃した しかし今はアーカイブとかユウーチューブで観られるから便利 ゆっくりと鑑賞してみたい

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